レジ袋有料化・食用油値上げなど2020年4月からの暮らし変化
2020年4月から暮らしに関わり変わる制度やサービス
小売店に2020年7月から義務化されるプラスチック製レジ袋の有料化を先行実施する動きがあるほか、飲食店など屋内での喫煙が原則禁止されます。
食用油や銀行手数料の値上げも相次ぎ生活に影響を与えそうです。
新型コロナウイルスの感染拡大が実体経済に悪影響を及ぼす中、家計への負担感が一段と強まりそうです。困ったものです。
レジ袋の有料化
流通大手イオンは、グループ内の小型スーパーやドラッグストアでレジ袋の無料配布をやめる模様です。
マツモトキヨシも4月に有料化を実施するとしています。
2020年7月のレジ袋の有料化の義務化を前に企業の取り組みが進んでいます。
食料品の値上げも
食料品の値上げもあります。
日清オイリオグループは2020年4月1日、「日清サラダ油」など家庭用食用油を1キロ当たり20円以上引き上げるとしています。
J―オイルミルズも20日から同程度引き上げるそうです。
大豆や菜種など主要原料相場の高止まりが主因としています。
マルハニチロはサンマ缶全9種類を1日から10円値上げしたそうです。
ディズニー入園料やゆうちょ銀行手数料もアップ
食品以外では、オリエンタルランドが新型コロナの影響で休園中の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの入園料をそれぞれ引き上げ、1日発売分から1日券は18歳以上で700円上がり8200円となったそうです。
銀行手数料では、ゆうちょ銀行が現金自動預払機(ATM)を使って同銀口座間で送金する際の電信振替料金について、月1回まで無料だったのを1件当たり100円に引き上げました。
医療分野の負担も増大
医療分野の負担も増大します。診療報酬の改定により、救急患者を受け入れる大病院には、患者入院初日に5200円が加算されます。
高所得層が支払う保険料の上限額も引き上げられ、75歳以上が加入する後期高齢者医療は年64万円(2万円増)に、国民健康保険は年99万円(3万円増)にアップしました。
働き方改革が進み企業のコストアップも
働き方改革では、正社員と非正規社員の間の不合理な待遇差を禁じる「同一労働同一賃金」が適用され、非正規社員への待遇アップなどで中小企業のコスト増が予想されます。
2020年4月からは中小企業にも時間外労働の上限規制がかかりますので、労働時間管理には十分に注意したいところです。変なところで罰則等でコストアップしたくないですね。
改正健康増進法の施行で飲食店などでの喫煙が原則禁止されました。受動喫煙防止の一環であり、新型コロナ拡大で飲食店への客足は激減しており、「原則禁煙」がさらなる痛手となる店もありそうで恐ろしい世相です。
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