改めて確認しておきたい「御歳暮」のビジネスマナー

2020年1月27日

改めて確認しておきたい「御歳暮」のビジネスマナー

年の瀬のご挨拶、準備は万端ですか?

 早いもので、今年も年の瀬が迫ってきました。1年間の感謝の気持ちを込めて、取引先へ御歳暮を贈る準備を始める時期です。失礼のないよう、マナーについて、いま一度確認しておきたいものです。
 ここでは、意外と間違っていることも多い点、判断に迷う点を中心に、御歳暮のマナーについてお伝えします。

年に一度だけ贈るなら御歳暮を贈る

 取引先に対し、御中元を贈っていることが多いものですが、御中元は、「御歳暮だけでは足りないから」ということで贈るものですので、御中元を贈った先には御歳暮も贈るのがマナーです。
 年に一度だけ贈るのであれば、御中元ではなく御歳暮を贈るようにしましょう。

一度限りで贈るなら、「御礼」「御挨拶」として贈る

 御歳暮は、継続的なお付き合いをする相手に対し、「これからもずっとお世話になります」という意味で贈るものでもあります。
 今後も贈り続けるつもりがない相手に、一度限りで御歳暮を贈ることは失礼に当たりますので、こうした相手には、「御礼」「御挨拶」として贈ってください。

御歳暮は喪中に贈っても構わない

 御歳暮は「日頃の感謝の気持ち」を伝えるものですので、贈り手・受け手のいずれが喪中であっても、御歳暮を贈ることに問題はありません。
 ただし、ご不幸からあまり時間が経っていない場合は、少し時期をずらしてあえて「寒中御見舞い」「寒中御伺い」とし、無地の掛紙で贈るという方法もあります。この場合は、1月上旬から2月4日(立春)までの間に贈ります。

<出典:日本法令 http://www.horei.co.jp/>

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