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20字に削ぎ落とす~1ビッグメッセージで相手を動かす

20字に削ぎ落とす~1ビッグメッセージで相手を動かす

20字にメッセージを絞り込む

 アメリカで活動するプロフェッショナルスピーカーが、削そぎ落とされた短い言葉で「伝えたいことを、どんな相手にも伝える」方法を解説した書籍です。

 なるほどと合点のいく要素が多かったので、要点をご紹介します。

(リップシャッツ信元夏代氏著 朝日新聞出版、2019年7月30日発行/247頁 1,500円+税)

主要目次

  • 1章 なぜ、言いたいことが伝わらないのか
  • 2章 Step1 聞き手視点の情報整理
  • 3章 Step2 何を伝えるのか
  • 4章 Step3 どう心をつかむのか
  • 5章 プレゼンの出来を左右するデリバリー

ブレイクスルーメソッド

 伝えたいことを「20字で語る」。その方法を、「ブレイクスルーメソッド」というそうです。

ブレイクスルーメソッドの主な基本ルール

 ブレイクスルーメソッドの主な基本ルールは、次の通りだそうです。

  • 伝えることは1つに絞る:言いたいことを、20字の「ワンビッグメッセージ」に絞り込む。
  • 自分の視点で語らない:プレゼンでも講演でも、主役は「聞き手」。よって、話は「聞き手視点」で組み立てる。
  • できるだけ簡単に話す:漠然とした情報では相手に伝わらない。従って、「簡単・簡潔・簡明」に話すことが重要。
  • 未来予想図を売れ:人が心惹かれ、手に入れたいと思うような「未来予想図」を明確に示す。

スピーチやプレゼンの3ステップ準備

 ブレイクスルーメソッドでは、スピーチやプレゼンを次の3つのステップで準備するとしていました。

1.聞き手視点の情報整理

 情報を整理し、聞き手との共通点を探り出すために、「聞き手が得られるプラスは何か?」などと自問します。

2.何を伝えるのか

 スピーチの構成を考えます。オープニングは、聞き手をつかむ言葉で、聞き手が得られるメリットと話の道筋を明確に示す構成にします。
 そして「発散的思考」と「収束的思考」を用いてアイデアをまとめ、ワンビッグメッセージを作るそうです。

3.どう心をつかむのか

 聞き手の心をつかむ「ストーリー」を作ります。
 そのためには、自分が実際に直面したコンフリクト(問題、葛藤、危機的状況)をストーリーに織り込むことが有効だとしていました。

聞き手視点の情報整理

 スピーチやプレゼンの成功を左右するのは、情報の整理です。このプロセスに、約70%の時間をかける心づもりでいてほしいということでした。
 情報の整理、準備段階でかなりの労力を割く大切さですね。何事も一緒です。

ストーリーが肝心

 スピーチの達人たちは口を揃えてこう言うそうです。人は誰しも、情報ではなくストーリーに惹きつけられるものだと。
 ストーリーの基本となる構成は、3幕です。

  • 第1幕で、主な登場人物が出てきて、ストーリーの状況設定が行われます。
  • 第2幕では、その状況に何らかの危機が訪れる。登場人物は困難に立ち向かい、状況に変化をもたらします。
  • 第3幕では、その変化の結果得られた新たな状況が描写されます。

 ストーリーをストーリーたらしめるのは、第2幕で「コンフリクト=問題、葛藤、危機的状況」を見せることだそうです。
 コンフリクトなくして、1幕と3幕だけだとしたら、何らドラマが起こらないからです。

ストーリー作りのための「4つのF」

 ブレイクスルーメソッドでは、ストーリー作りのために「4つのF」を提唱しています。

  • Failure:失敗
  • Frustration:不満
  • First:初めての体験
  • Flaw:欠点

 これこそがコンフリクトの要因となるわけです。
 どんなビジネスでも、すべてがスムーズにいくわけありませんね。

 その困難をコンフリクトとして考え、そこからどのように脱出し、今に至るのか、そのプロセスを見せることで、聞き手の心が惹きつけられるそうです。

メッセージを20字に削ぎ落す訓練を

 上記については、確かにそうだなと感じました。
 長いメッセージは覚えられませんし、20字にそぎ落としたワンビッグメッセージを使いこなせるようになりたいと強く感じました。
 そのためには訓練するしかありませんね。

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