問題の解決に役立つ組み合わせを検討する「形態分析法」

2011年02月28日

本日は、継続的改善技法講習では「形態分析法」を教えてもらい、電話営業の実践、法人訪問営業活動、プレゼン資料の作成を行った。

「形態分析法」は自分では分かっていると思ったが、具体的な説明が出来ず、未熟さを感じた。

分かることと出来ること(この場合説明できること)は違うものだが、相手に理解してもらえるような説明を心がけていこうと思う。

様々な可能性を模索する「形態分析法」

本日は問題解決技法の中の「形態分析法」についての講習を受けた。

この形態分析法はカリフォルニア工科大学の天体物理学教授F.ツイッキー博士によって考案された、「問題の解決に役立つすべてを表にし、検討する方法」であるそうだ。

問題に関連する変数を定義し、それらの変数を互いに組み合せることによって、論理的に、可能な解決策のすべてが得られるようになるとのことであった。

そして、それらの1つ1つを評価して、最終的にもっともよい解決策を得ようというものであるらしい。

この技法の意義は「作りだされたアイデアの量が多ければ多いほど真によいアイデアが生み出される可能性も多くなる」といわれるように、量は質を生むというアイデアの原則があるとのことだった。

この形態分析法の進め方は、

  1. 問題の記述
    • 解決しようとする問題を、できるかぎりすべてにあてはまるように一般化して記述する。
  2. 変数の明示
    • 問題に含まれているいろいろな要素を、できるかぎり一般的にはっきりと書き出す。
  3. 図表に記入する書き出された変数を、図表の軸に記入する。
    • 変数が2つの場合は正方形、3つの場合は立方体の形、すべての組み合せを視覚的に示す。
  4. 有望な組み合せを選ぶ。
    • 変数の軸のすべての交わりを、調べることによって、問題の解決に役だつすべての可能な組み合わせを知ることができる。
  5. 有効化
    • テストし、確かめ、修正し、評価し、さらに必要に応じて発展させ現実化をはかっていく。

以上のように「手順は明白」であると感じた。

形態分析法は、その見落としを少なくするために活用される方法であるらしい。

だからこれだけを用いて、完成された最終的な結論を生みだすというものではない。

特定の問題を総括的に解決するために、いろいろな方法を機械的に列記していくにすぎない。

実際の解決にまで発展させて「有効化」するためには、細かな仕事がたくさんあるはずである。

この方法は、あくまでも、「ある問題の解決に役立つすべての組み合せを表にし、吟味する」ことにあり、真のアイデアを湧かせるためのツールであるとのことであった。

プレゼン資料の作成と営業活動

プレゼン用資料作成では、以前作成した営業の際のプレゼン資料の確認を行った。

プレゼン資料の作成講習を受けたのは、22/11/20だったので、だいぶ時間が空いてしまったが、教えていただいたことを思い出しながら、作成と確認を行っていった。

前回作ったものは、教わったことをそのまま書いていたようで、自分で理解しないまま作成していた感じがし、伝えたいことがいまいち伝わってこなかった。

これでは、営業でプレゼンなど出来ないので、具体的な話が出来るようになるくらいまで、詳細なものを作りあげたいと思う。

営業活動においては、電話は石岡市内の企業、訪問では水戸市内の企業を対象に営業を行った。

訪問営業では、不在が多くなかなかお話をすることが出来なかったが、電話のほうでは、お話が出来る機会が多かった。

効率の良さでは、やはり電話かと思ったが、直接顔を見てお話ができたほうが、相手に警戒心を与えないということがあるので、双方のメリットを上手くいかしながら営業をしていきたいと思う。

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